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PROJECT STORY IKKのチャレンジ

新たな成長軸を育てる 食品業界に新規参入。IKKの強みを最大限に生かすビジネスモデル 新たな成長軸を育てる 食品業界に新規参入。IKKの強みを最大限に生かすビジネスモデル
IKKが築いてきたウェディング市場をベースに新しい事業柱の構築をめざし、
自社の強みを最大限に生かした“企業価値創造”に挑む食品事業部。
社内きってのアイデアマンとして数多くの企画を手掛けてきた事業部責任者である松井と
分析力&展開力が高く評価されて新規事業に抜擢された入社3年目リムの2人が挑む、
IKKの新たな成長の鍵を握る新規事業について話を聞いた。
KEY PERSONS
松井 宗仁
松井 宗仁
松井 宗仁
2004年入社。プロデューサー、支配人、総支配人、営業企画部次長を経て、食品事業部のトップへ。社内一のアイデアマンとして企画を生み出す達人。突出したバイタリティと食べ歩きが趣味という自らの強みを活かし、新規事業を動かす。
林 成勲(リムソンフン)
林 成勲(リムソンフン)
林 成勲(リムソンフン)
2017年入社。海外からの留学生として、慶應義塾大学に入学。卒業後、IKKの挑戦できる社風に惹かれて入社。グローバルな知見を生かして欲しいとプロデューサーから食品事業部へ。現在は、市場のマーケティング、協力会社との交渉、資料作成、パッケージ選定など幅広い業務を担う。
CHAPTER 01 食品業界に参入!新たな分野への挑戦 CHAPTER 01 食品業界に参入!新たな分野への挑戦

「食品事業に辿り着いたのは、私自身も飲食が好きだったからです。また、IKKには総勢105名を抱える調理部門があり、世界的に有名なレストランガイドの星を獲得したシェフやコンクール入賞経験を持つシェフもいます。婚礼だけでなく新たな事業柱をつくろうとIKKの未来を見つめた時、今あるリソースを生かせる食品業界に次の成長軸があると考えました」

と事業責任者の松井。婚礼業界における調理部門のビジネスモデルは、招待される限られたゲストへの料理を提供することに留まる。しかしながら、全国に18拠点を展開するIKKの調理部には、華やかな経歴や確かな腕を磨いたシェフやパティシエが在籍。その人の資源を活用し、商品開発におけるノウハウを蓄積すれば、食品事業部は新たな事業柱へと成長できるはずだ。

「IKKの結婚式でお客様に喜んでいただいていたものを、一般の方にも広く提供できるよう商品企画を進めています。業界内でもIKKの料理は非常に高い評価を獲得しており、その当社が手掛ける食品となると必然的に期待値も高まると感じますね」

その第一弾として開発されたのは、結婚式に欠かせない『引き出物』だ。新しく食品ブランドを立ち上げる際、ゼロベースから百貨店やスーパーマーケットに売り場を確保するのは難しく、流通コストや中間コストも必要となる。しかしながら、結婚式場という“売り場”をすでに持つIKKなら直販できるためメリットも大きい。約2年の準備期間を経て食品事業部を創部するにあたり、松井のパートナーに選ばれたのは入社3年目のリムである。

「上司部下の立場に関係なくパートナーとして接してもらえていることにやりがいを感じています。とはいえ、松井の経験や知識の量は入社3年目の私とは比べものにならないので、私自身はネット上での情報収集やプレゼン資料の作成など、自分の得意分野で役に立ちたいと思っています」

リムが話す通り、松井は採用やIR関係、事業開発などの経験を持ち、アイデアマンとしての企画力の高さは誰もが認める存在。今回の新規事業の立ち上げでも2年前からアイデアを発信しながら試行錯誤を繰り返してきた。リムをパートナーに迎えた松井がめざすのは、フラットな関係で何でも意見し合える関係づくり。互いが意見を言い合えないなら、本当に良いものは生まれないと断言する。

CHAPTER 02 贈る人も贈られる人も満足できる商品を CHAPTER 02 贈る人も贈られる人も満足できる商品を

一生に一度の結婚式に相応しい式場として多くの新郎新婦から選ばれるIKKの婚礼事業は、サービスの最高クラスで他社と競い合っていると言っても過言ではない。そのIKKが手掛ける食品事業とはどのようなものか。

「IKKのオリジナルブランドとして立ち上げるため、素材はかなり吟味しています。さらに、保存料や香料、化学調味料を極力使わないようにして、健康志向でありながら高級志向の方にも満足していただける商品開発に注力。婚礼の引き出物として贈られた方に喜ばれることで、贈る側も満足できる商品の開発に徹しています。まずは、6種類のドレッシングや調味料、4種類の菓子を展開。市場に出ている商品と比べてもワンランク上質な味わいを楽しんでいただけます」

と松井が自信をのぞかせる。松井いわく、ギフトは人と人のコミュニケーションツールであり、遠方にいる人にも「心」を届けられるもの。だからこそ、贈られる側も贈る側も満足できる商品にこそ価値があると力説する。

商品開発にあたり事業パートナーとしてタッグを組んだのは、商品を五感で味わい製造現場を見学した信頼できる食品会社だ。例えば、調味料であれば創業150年以上の醤油屋とコラボ。原料から高価な商品になるため、どの工場でも生産できるものではなく、信頼できる技術を持つパートナー選びに全力を注いだ。

「ただし、レシピはすべてIKKのオリジナルです。調理部のシェフやパティシエと試作に試作を重ね、最高のものに仕上げました。絶対的人気を誇る苺のブランド『あまおう』や約15度の糖度を持つ人参『彩誉(あやほまれ)』を100%使用するなど、素材にはかなりこだわっています。また、ぽん酢も厳選した大分県産のかぼすを、通常であれば5~8%のところ30%と濃くしています。水炊きを食べ進めても味が薄くならないぽん酢は私たちの自信作です」

IKKが誇る料理人と協働して開発したオリジナルブランドは、既存の流通・小売りの仕組みでは到底現実味のない商品であり、流通性に弱い。その点、すでに婚礼市場を持つIKKだから思い切った商品づくりができたと松井。松井をはじめ、調理部のメンバーが「贈る人のため、贈られる人のため」という共通理念のもとに完成させた商品への想いを企画から完成まで見届けたリムも、その想いを発信できる仕組みづくりで援護したいと意気込む。

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CHAPTER 03 ビジネスモデルを自ら描き実行できる面白さ CHAPTER 03 ビジネスモデルを自ら描き実行できる面白さ

現在、完成した商品は2020年4月末に発表予定のモンドセレクションにエントリーするための最終の準備段階に入った。完成度の高い商品の仕上がりに自信を持つ松井たちは、モンドセレクションの受賞に期待を抱く。

「受賞を実現して華々しいスタートを切りたいですね。4月末の発表を受け、5月から本格的に展開していきたいと考えています。さらに、翌年のモンドセレクションを見据え、新たに10アイテムほどの商品開発も同時進行しています」

事業部立ち上げからまだ2カ月。しかしながら、数年後を見据えたスピードある展開こそIKKの成長を支える原動力でもある。現状は直販のみの展開となるため、ECサイトの構築がビジネスの鍵を握る。ロジスティックの部分でも整備が必要だ。やるべきことは山積みなのに新規事業の立ち上げを楽しむ2人の姿から、自分たちが中心となり事業を動かしているという充実感が伝わってくる。

「大学で人事やマネジメントを専攻。就活では外資やコンサル、証券会社などを中心に見ていましたが、起業を考えていた私にとって大手では組織の中の距離感を強く感じていました。将来、自分が代表として会社を動かすと考えた時、そのチャンスが得られるのはどこだろうと想像して見えてきたのがIKKでした。会社の基盤となる婚礼事業で安定基盤を持ちながらも次の事業柱を探しているIKKなら自分も大きな挑戦ができるに違いないと思いましたね。その手応えを日々実感できています」

とリムは話す。
松井のように「食」が身近でなかったリムから見ても、これからの時代「食」の進化は無限の可能性を秘めていると感じている。もっとおいしいもの、もっと感動するものを人々は求め、その食卓はさらに進化するだろうという期待感。日本の和食文化が世界の注目を集める今、食品事業で世界のマーケットに挑戦したいという目標もある。まずは、婚礼事業からはじまる顧客とのつながりを深め、IKKのファンを大切に育むこと。そして、メディアの力を最大限に利用し、長く愛される商品をブランディングしていきたいと考えている。

婚礼事業との大きな違いは、商圏が限定されていないことだ。ターゲットゾーンも結婚式を迎える新郎新婦に限定されないため、限られた需要の中でビジネスを展開してきたこれまでとの市場感の違いを味方にしていきたいと松井は話す。

「食品業界では、ターゲットとなるお客様の年齢は0歳から100歳まで幅広く、ECサイトで海を越えて外国に住む方にも商品を届けることができます。10年後に100億円の売上をめざし、将来はIKKを背負えるようなビジネスに育てたいですね」

CHAPTER 04 IKKだから夢を実現できる CHAPTER 04 IKKだから夢を実現できる

食品事業部への異動を伝えられた時、社内でも食通として知られる松井が立ち上げる食品事業となれば、商品には自信が持てるに違いないと確信したと話すリム。そもそも、食品業界は製造業の中でも新規参入へのハードルが低く、事業として成功すれば大きな市場を掴める。独創的な発想力を持つ松井と組むことで、面白いことができるだろうと期待が大きく膨らんだという。

「IKKには2つの強みがあると感じています。1つは、できないと諦めるのではなく、できるようにする方法を常に考えるような思考を持つことです。そして、2つ目はその思考を共有する仲間がいること。部署や役割、経験値が違っても、年齢や性別、国籍が違っても、インドネシアで働くスタッフも全員が同じ想いを持っています。だから、困っている人がいれば手を差し伸べますし、課題に対して肯定的な姿勢で考え抜く体制があります」

とリム。当然、松井も同じ想いだ。
「会社自体に挑戦する社風があり、そこにトレンドやベクトルがあり、自分がいろいろなカタチで挑戦しやすい環境があると思いますね。学生の皆さんの中にも、将来は起業したい、会社の代表になりたい、新規ビジネスを立ち上げるキーパーソンになりたいという人も多いのではないでしょうか。当社なら勉強しながらそのチャンスを掴むことができます」

さらに、会社の強みはもう一つあると松井。15年前、代表の金子から「いいビジネスモデルがあればヒトモノカネを惜しみなく出す会社だよ」という言葉を松井は忘れていなかった。今回、食品事業部のビジネスプランを具現化するにあたり、その支援の手厚さを実感。今後は事業部としてやっていきたいと金子代表に直談判した2週間後には、食品事業部が創設されていたと振り返る。

あらためて新規事業を進める松井が実感するのは、IKKという会社が持つブランド力。企業として確かな信用があるからこそ、社外でも協力者は限りなく、向こうから情報が集まることもある。その恵まれた環境を強みに大きく動き出した新規事業を成功に導くため、松井とリムの挑戦はスタートしたばかりだ。

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