業種を絞らず、一緒に働く人に魅力を感じるか、全力で仕事に向き合えるかを判断基準にしていた就活で、働く人に会えば会うほど強く惹かれたのがIKKでした。金子会長の話しを聞いた時には全身に鳥肌が立ち、私もお客さまの幸せと感動のために力を尽くしたい、ここで輝きたいと入社しました。
プランナーの仕事に没頭し、プランナーを天職とさえ思っていた私ですが、ある時、上司から支配人への道を勧められました。当時の私にとって、支配人といえば雲の上の存在。スタッフやお客さまに及ぼす影響もぐんと広がります。ただ、これまで導いてくれた信頼する上司に背中を押してもらい、大好きなIKKのこれからを担う力になりたい、新しい道を切り拓くことで後輩たちのためになればとチャレンジすることを決めました。
60％主義の評価・昇格制度のもと、チーフリーダーや支配人代理へとキャリアを進めた私ですが、仕事内容が大きく変わったことで、実際にはできていないことの方が多かったと思います。上司や同僚、後輩が力を貸してくれ、まわりのお陰で何とか立つことができていたと感謝の気持ちしかありません。その中で、支配人としてこだわったのは、スタッフがやりがいを感じられる環境をつくること。そして、どこでも活躍できる人へと育てることです。

支配人として喜びを感じるのは、スタッフがHAPPYになれる瞬間です。お客さまのアンケートに新入社員へのお礼が書かれていると嬉しいですし、プロデューサーもプランナーもキッチンスタッフもそれぞれにHAPPYなことがあれば、率先して一緒に喜びたいと思っています。ひょっとしたら、私のリアクションがいちばん大きいかも知れません（笑）。
もちろん、良い時だけでなく、言うべきことがあれば、きちんと伝えています。改善すべき点をそのまま見過ごすのは、本当の優しさではありませんから。私が支配人として大切にしているのは、「お客さまを好きになり、役に立ち、約束を守る」「何よりお客さまを想い行動できる自律したひとを育てられる人財になる」「真心を込める」ことです。これは入社当時から変わらず持ち続けている私のこだわりでもあります。お客さまのために何かしたい、そう思う時こそ、力をいちばん発揮できると信じていますね。そして、スタッフ自身にもIKKHDで働くことを幸せに感じて欲しいからこそ、活躍できている実感や日々のやりがいとともに自分自身の存在価値を高めて欲しいと考えています。
これからも大好きなIKKHDで出会えたみんなと、それぞれに夢を持てる、想像以上の未来を描くことができる、そんな職場づくりに力を尽くしたい。現場を第一に想ってくれる、人を大事にすることをいちばんに考えてくれる経営陣がいることもIKKHDの魅力だと感じています。