IKKHD CHALLENGE
ここから未来を創る
会社の未来を担う新規事業の構築に挑戦できる環境があります。
IT×サービスで
イノベーションを
アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社 取締役 システム担当兼部長
小田 豊
フューチャーアーキテクト、三越伊勢丹ホールディングス、カブドットコム証券(現auカブコム証券)などで数々のIT施策を実現し、ビジネスイノベーションに貢献。2020年4月からIKKHDで未来に向けたIT戦略を牽引する。
攻めのITで、事業拡大を後押しする。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目を集めている中、
ウェディング業界にもITを浸透させることで、
さらなるサービスの向上やこれまでにないイノベーションが期待できる。
その本流でキャリアを重ね、IKKHDのシステム部門を統括する
取締役の小田氏に、未来に見据えたチャレンジについて語ってもらった。
CHAPTER/01
IKKHDの業務革新につながる
5つのプロジェクト。
2020年4月、IKKにIT戦略のキーパーソン小田氏が加わった。日本を代表するITコンサルティングファーム出身の小田氏は、百貨店や証券会社などでも攻めのIT戦略で実績を残してきた歴戦の猛者。IKKに加わってまず取り組んだのが、コロナ禍への対策だった。
「突然のコロナ禍において、スタッフの在宅ワーク環境とお客さまからの問い合わせに対応するコールセンターシステムの整備が急務でした。
この対策においては外部に委託せず、Amazonのアプリケーションを活用して1日で環境を整えました。」
わずか1日で在宅ワークが行える環境を構築した小田氏は、間髪入れずにIKKのさまざまなIT戦略を立案。業務革新につながる5つのプロジェクトを立ち上げ、同時進行で進めていった。
「立ち上げたのは「コミュニケーション環境」「お客さまサービス」「会計システム」「人事制度」の4つの再構築プロジェクトと「食品事業部のサポート」の計5つ。ITを活用することで、IKKのスタッフが自分のやるべきことにもっと時間を使える環境を生み出すことが狙いでした。」
ほぼ同時期にスタートした各プロジェクトはダイナミックに進んでいき、この1年で確かな形となっている。
「コミュニケーション環境についてはスタッフが扱う新たなグループウェアの導入が完了し、お客さまサービスはデザインシンキングの手法を使ってアジャイルで開発を進め、リリースしました。
会計のシステムも同時リリースのスケジュールで進め、人事制度については制度設計の検討から関わっています。食品事業部についてはオンラインショップの構築が完了し、現在もIT戦略のサポートを続けています。」
CHAPTER/02
現場力にITをかけ算し、
もっとおもしろい会社に。
コンサルティングファームをはじめ、ITの世界で実績を残してきた小田氏がウェディング事業を中心にビジネスを進めるIKKの経営に加わった理由を聞いてみた。
「2000年以降に成人を迎えた「ミレニアル世代」の勉強会に数年前から参加していました。それがきっかけで「若い世代の働き方や生きがい」について興味を抱いたタイミングで声をかけていただきました。
金子会長と面談し、上場企業のトップでありながら謙虚な姿と、理念をとても大事にしている部分に共感したんです。これからの企業の発展には理念が重要だと感じていましたし、スタッフとお客さまのことを本当に大切にしていることもよくわかりました。」
さらに小田氏は、コンビニや携帯業界のように上位数社が市場を独占しておらず、上場企業のシェアを合わせても10%に満たないウェディング業界の現状に興味を持った。
「ナンバーワンがいないウェディング業界に可能性を感じました。少子化の影響はあるものの、IKKが手がけるパーソナルウェディングの需要が右肩上がりである点にも興味を持ちました。
さらに、結婚式の準備におけるIT活用が進んでおらず、結婚式が終わった後の顧客とのリレーションも途絶えていることにも注目したんです。結婚式の準備で築いた絆を今後にも活かしていけると考えました。」
ウェディング業界の現状分析に加え、外からの目線でIKKを見た小田氏は、その強みにも注目したそうだ。
「IKKの大きな強みは「現場力」。仲間を大事にし、スタッフ全員がビジョンに向かっていると感じました。その現場力にITをかけ算することで、もっとおもしろい会社になれると考えたんです。」
CHAPTER/03
どんどん広がる、
IT人財の活躍フィールド。
IKKの未来に“伸び代”を感じ、この1年でさまざまなプロジェクトを手がけてきた小田氏に、今後の展望について語ってもらった。
「ITを活用したサービスには際限がないため、今後も徹底して充実させていきます。アプリなどを活用し、お客さまのその後の人生もサポートできるような新ビジネス/新サービスの開発も検討していきます。
今の若者はデジタルやゲームが身近な存在ですので、結婚式をリアルとバーチャルの両方で挙げる未来もおもしろいと考えています。Amazonと連携し、オンライン結婚式をよりインタラクティブにする手法を開発しています。」
これらの展望を叶えていくためには、人財の充実も急務となっている。小田氏が率いるシステム部はこの1年で5倍超となったが、今後もさらなる人財を求めている。
「新卒・中途での新規採用に加え、社内公募も行いました。約20名の方が手を挙げてくれ、その中から6名をチームに加えました。会長はじめ経営陣が攻めのIT戦略を後押ししてくれているため、活躍のフィールドがどんどん広がっています。
ITやテクノロジーの活用は、IKKHDで働くスタッフの「もっとお客さまと向き合いたい!」「クリエイティブな部分にもっと時間を使いたい!」といった自己実現につながります。技術志向だけでなく、IT活用の本質に興味がある方にぜひご入社いただきたいですね。」